しずおかフィナンシャルグループ

トップメッセージ

代表取締役社長 柴田 久

平素より、しずおかフィナンシャルグループをお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

2022年10月に当グループは、地域、お客さま、株主、役職員、未来世代のすべてのステークホルダーのしあわせに一層貢献するとともに、グループの持続的な成長を続けることができるレジリエントな(柔軟でしなやかな適応力のある)経営体制を構築することを目指し、持株会社体制に移行しました。

新体制では、「地域の成長に貢献する新たな事業領域の拡大」「自立(自律)と連携によるグループ経営の強化」「柔軟かつ強固なガバナンス体制の構築」の3つを軸に、地域の課題解決やサステナビリティの向上につながる事業に取り組んでいます。

また、当グループは、2023年度から2027年度までの5年間を対象期間とし、持株会社体制に移行して初めてとなる第1次中期経営計画を策定しました。本計画では、2030年度に目指す状態を「すべてのステークホルダーがサステナブルかつ幸福度が高まっている状態」と定めたうえで、地域・お客さまの課題やニーズの解決により、ステークホルダーのウェルビーイングの継続的な向上と、当グループの企業価値の向上が両立している姿を目指します。

いま私たちを取り巻く環境は、新型コロナウイルス禍を経て、地域社会そのもののサステナビリティが問われる新たなステージを迎えています。足元では、超高齢化と人口減少等の構造変化にくわえ、原燃料価格の高騰や労働力不足、カーボンニュートラルなど、地域のさらなる成長に向け対応すべき課題は複雑化・多様化するとともに、その解決に向けた難易度も高くなっています。こうした時代だからこそ、当グループの強みを最大限に発揮しながら地域やお客さまと新たな価値を共創し、明るい未来を切り拓いてまいりたいと思います。

皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。

株式会社 しずおかフィナンシャルグループ
代表取締役社長

柴田 久