しずおかフィナンシャルグループ

環境を彩る

地域ぐるみで産業発展の好循環を生むJ-クレジット創出支援

静岡県内の温室効果ガス(GHG)排出量を静岡県内の吸収量でオフセットする
「地産地消カーボンニュートラル」の実現を目指し、中山間地の発展が産業の発展につながる
循環モデルを構築した代表的な取り組み事例をご紹介します。

J-クレジットの創出から
産業発展の好循環を生み出す

森林由来のJ-クレジット創出から活用を通じたカーボンニュートラルの実現に至るまで、
地域ぐるみで中山間地の発展が産業の発展につながる好循環を生み出すことを目指します。

J-クレジットとは

温室効果ガス(GHG)排出量削減や吸収量をクレジットとして国が認証する制度。
認証されたクレジットはCO2を排出する企業等が購入し、
カーボンオフセット等に利用可能。

REPORT

PROFILE

堀 慶彦

プロジェクト担当
静銀経営コンサルティング

地域の循環モデル構築へ
大きく前進
「瀬戸ノ谷
森林保全プロジェクト」

静岡県内でも
放置森林の増加が進み
従来は企業代表者の負担で
保全を継続

近年、木材価格低迷や担い手不足で放置森林が増え、適切に管理されなければ水源枯渇や土砂崩れの危険も。藤枝市の渡辺林業株式会社とTMホーム株式会社は代表者が自らコストをかけて森林の保全を行ってきました。

渡辺林業・TMホーム
2社合同での
J-クレジットの創出を提案し、
支援を開始

そこで、静岡銀行と静銀経営コンサルティングが連携し、渡辺林業とTMホームが行なってきた適切な森林管理が経済価値に変換できる、2社合同でのJ-クレジット創出を提案し、支援を開始しました。

スキーム構築から販売まで
トータルに支援
2024年3月に
プロジェクト登録が完了

国が環境価値を認証するJ-クレジットプロジェクトへの登録を目指し、スキームの構築から必要書類の作成、販売に至るまでトータルに支援。2024年3月にプロジェクトへの登録が完了しました。2026年3月に初めての認証が完了し、以降、年間平均約750万円の環境価値が創出される見込みに。

「コスト」だった山林管理が
「リターン」に。
努力が報われました。

渡辺 元嗣 渡辺林業株式会社 代表取締役

しずおかFG・
藤枝市・東海ガスが連携
〈藤枝型森林カーボン
クレジットモデル〉

創出されたJ-クレジットの有効活用と地域内循環のため、しずおかフィナンシャルグループ・藤枝市・東海ガス連携で藤枝型森林カーボンクレジットモデルを構築しました。東海ガスがJ-クレジットを購入、そのクレジットでオフセットされたカーボンオフセット都市ガスとカーボンオフセットLPガスを藤枝市・市内事業者が購入する、地産地消のカーボンニュートラル実現を目指します。

当プロジェクトは森林の所有者様、森林組合、藤枝市が私どもの「環境価値と経済価値の循環」の提案にご賛同、英断くださり非常に協力的な体制で実現しました。静岡県には45万ヘクタール以上の森林があり、今後も私どもの支援で多くの環境価値が生み出され、それが販売されることで喪失された所有者様の元に戻るという理想的な循環の提供に向け、努めてまいります。

「環境価値と経済価値の循環」
そのストーリーに賛同いただき
自ら寄り添う支援を使命として

本事例と合わせて南アルプス(静岡市葵区)、天竜美林(浜松市天竜区)、湖西市、富士山周辺(富士宮市)
の森林エリアでの登録支援を行いました。今後も地域のカーボンニュートラル実現に寄与し、
中山間地と市街地に跨る環境価値と経済価値の循環など地域やお客さまのサステナビリティを高め、
包摂性をもった社会を実現する『地域共創・共生・循環モデル』構築に取り組みます。